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東野圭吾 『白夜行』

内容
19年前の大阪の質屋殺し。迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。



乱歩の勝手にRanking
ランク:特A


感想
東野圭吾の作品の中でも傑作と呼ばれるもの。
とても評価が高かったので読んでみました。


とても分厚い小説です。800P以上あります。
でもその分スケールはでかい。幼少から大人になるまで二人の男女の周りで起こった出来事が細かく描かれています。

まず読んでいても主人公である二人の考えていることがまったく分かりません。
何を目的に行動してるのかもよく分かりません。

なぜか・・・?

それはこの作品には二人の気持ちや考え表情など描写したの表現がまったくないのです。
読者が彼らを想うとき、彼らの身近な人物の見方から彼らを想像するしかありません。
これはこの小説の最大の特徴です。
なので、”?”が頭の中に浮かんだ状態で次の章に移っていきます。

全部で13章あるのですが、章が変わるごとに新しい人物が登場してきます。
そこで必ず二人のどちらかがその人物に関わってきます。


そして不幸な事件が起こります。
でも二人の因果関係は語られることもなく、また次の章に進みます。

別の人生を歩んでいる二人がいったいどういう風に結びついてくるのか、事件とどう関わっているのか。
そして目的は・・・

謎は深まるばかりです。

そして19年前の殺人事件の真実が・・・。
数々の不幸な事件、不思議な出来事の真相は・・・・?

たくさんの登場人物が出てきますが、どの人物も無駄に登場しているわけでなく二人の人生に見事に絡んでいきます。
人物描写の手法はさすがという感じがしました。
テレビドラマの方は見ていないのですが、内容が違っているようですね・・・原作を先に見るべしという意見も・・・。

読み終えてもなんか謎の残る作品です。私もいまだよくわからない点もあります。
白夜行の謎に迫るサイトもあるようですよ。

ボリュームはありますが読み応え十分な小説です。
白夜でしか生きられない者たちの悲しい物語です。

東野圭吾最大の長編大作です。
ぜひ時間をかけて読んでください。

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theme : ミステリ
genre : 小説・文学

tag : 東野圭吾

comment

Secret

No title

謎が残りますよねー。

雪穂は、亮司は、あのとき何を思っていたのだろう。

読み終わってから、そんなことばっかり考えてました。

Re: No title

> 謎が残りますよねー。
>
> 雪穂は、亮司は、あのとき何を思っていたのだろう。
>
> 読み終わってから、そんなことばっかり考えてました。

ろくしょく さん
コメントありがとうございます。
最後のシーンのところですよね。
雪穂はその後どのような人生を送ったのでしょうね。
少し時間をおいたらもう一度読んでみたい作品です。
二人の心に秘めた気持ちが発見できるかもしれませんね。

読みました

やっとプログにアップ出来ました。
乱歩さんと、同じ感想でした。

順調に読書をされている様子で、
感服いたします。

Re: 読みました

清貧おやじさん
コメントありがとうございます。

白夜行の読了お疲れ様でした。
最近私も読書ペースが遅れ気味です。
やはりこの時期はなにかと忙しいですね。
自分のペースで読んでいきたいと思います。
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